マイルCS 考察


こんにちは、こちです。
こちがマイルCSの馬券考察をさせていただきたいと思います。
京都の記事書きまくっているので、この記事を書かせていただこうと思います。
では、いつも通り隊列予想、能力比較を始めたいと思います。

隊列予想は以下の通り。

バスラットレオン次第かな

7枠二頭がハナ争い。
セルバーグは逃げないと良さが出ないお馬さん。
バスラットレオンもメンバーを考えると逃げた方が良さそうではあるが、これがどこまで競ってくるかでペースは変わりそう。
コース形態の都合上、4ハロン目地点で坂があり、そこからは下っていく都合上、中盤はペースが緩みやすい。
それ以外はしっかりとそれなりのペースを追走しつつ、最後にいい脚を使えたお馬さんが勝つイメージ。
ちなみに下り坂ありの平坦コースなので加速力は…。そこはもういいか。

また土曜日競馬を見る限り馬場はフラットかなと思いました。
気持ち最後の直線は外の方が良さそうですが、内で追走する分には全く問題ないと思います。
また金曜日の雨の影響はそんなにないかなと感じました。

上記を踏まえて印をドン。
◎シュネルマイスター
〇セリフォス
▲ダノンザキッド
△ソーヴァリアント
☆イル―シヴパンサー

印を付ける都合上、無理やり格付けしました。
川田騎手が乗るセリフォスよりルメール騎手が乗るシュネルマイスターかなって感じです。(勝率は1%違いで付ける予定です)
世間と同じようにシュネルマイスター、セリフォスの2強に他がどこまでといった印象です。
まずは強い印の二頭から。

シュネルマイスターはいつも負けて強しの競馬をしがち。
毎日王冠でも詰まり続けてから最後に恐ろしい末脚を繰り出していた。
またマイラーズカップでも素晴らしい末脚を使って他馬を完封。
後述するソウルラッシュとは差があると考えられる。
では、負けパターンは?と聞かれるともちろん後方脚質なので詰まることが第一に挙げられるが、京都の4コーナーの特性、隊列から詰まるかと言われると微妙。
どちらかというと出足が付かなさ過ぎたときに差し損ねる方が負け筋として濃い印象。

もう一頭のセリフォスは去年のマイルCSでは圧勝と言ってもいい内容。普通に強い。
安田記念も内をロスなく立ち回っての2着も評価していいだろう。
シュネルマイスターとの直接対決となったマイルCS、安田記念の内容的はほぼ互角。
まあ、詰まったり、ペース的に辛かったシュネルマイスターをギリギリ上に取ったという感覚。ほんとお好みレベル。
シュネルマイスターとは違い、好位でも競馬ができるところはプラス。
ただ負け筋として久々なこと、これまでの競走から、折り合いを欠いてしまうことだろう。

ここからは二番手集団と思ったお馬さんについて記載。
まずは富士ステークス組から。
ここの勝ち馬ナミュールは富士ステークスの勝ちっぷりは圧勝と言っても問題はない。素直に高い評価を与えるべきだ。
ただこのレースまでの最大出力がウインカーネリアンとほぼ互角と考えるとちょっとG1ではパンチに欠ける。

2着のレッドモンレーヴも同様に安田記念では割とスムーズに行っての6着。
前走もハイペースの前崩れに恵まれての2着。ナミュールにはしっかりと劣る。こっちは馬券に入れることがあるかも怪しい。
また枠、隊列的にこの二頭が来ているならそれシュネルマイスターかセリフォス来ているでしょ感が強い。
相手としては少し考えたいところだが。

巻き返しがなくはないのは3、4着の二頭。
3着のソーヴァリアントは前走初マイルということを考えるとよく対応はできた。
上位二頭に少し離される結果だったので、実力は怪しい部分があるが、慣れによる上昇はあるかもしれない。
後できれば4角ではばらけてほしいところ、と注文は多いがポテンシャルだけでなんとか。

イル―シヴパンサーは前走は前目に付けたのがきつかったか。
最初に先行するために脚を使った上に4角でも追い抜きを試みようと少し脚を使っているように見えたので一応度外視可能。
オッズ的に嫌われ過ぎているのでここからフルスイングもなくはない。
ただシュネルマイスターやセリフォスの存在が邪魔なのは前述の通り。

他の路線ではソウルラッシュ、ジャスティンカフェ、ダノンザキッド、エルトンバローズ。
ソウルラッシュはシュネルマイスターの考察で述べた通りマイラーズカップの内容を見ると少し差がありそう。
馬場もフラットってこともあり地力による逆転は少し厳しいと思われる。
ただ二番手集団としては悪くはないポジションにいるので抑えたくなる。

ジャスティンカフェは毎日王冠の内容を見た感じ切りたい。
フラットな馬場でウインカーネリアンに先着を許しているので。
こう見るとウインカーネリアンは物差しとしてかなり優秀だな。
話を戻してエプソムカップを勝ちきったり、ダービー卿CTも好走した実績もあるが、少しメンバーに恵まれた感が否めない。
(ルージュエヴァイユがG1で好走したがそもそもエリ女が低調なメンバーかなと思ってます)

エルトンバローズはその毎日王冠で勝ち切ったお馬さん。
ここまでのレースから恵まれた恵まれたと言われているが、勝ち切ったことは素直に評価しなければいけない。
更に王道の中距離路線からの短縮、少しアツいかもしれない。
ただ恵まれてナンボなところは否めない。ちゃんと恵まれますか?それに見合うオッズですか?はしっかりと見極めたい。

穴(▲にしたけど)としてはダノンザキッド
外から気分よく走るときにパフォーマンスを上げるタイプなので枠は微妙なところがあるが、去年のマイルCSを考えると内枠でもやる気が出れば走ります。
オッズはそこそこ付いているし、相手としてなら優秀だと思います。

馬券戦略

ここまでの話を踏まえると馬券戦略としては撤退したいところです。
シュネルマイスターとセリフォスの負け筋がバラバラな上、片方は負け筋を引いてももう片方は残る。これが想像できてしまうからです。(何なら両方来る可能性もあるし)
シュネルマイスターとセリフォスがやらかすことを前提に馬券を組んでもそれはおかしいかなと。

ただやるとしたら大穴となりつつあるイル―シヴパンサーから流すか、ダノンザキッドにやる気を出してもらう、ソーヴァリアントに覚醒してもらう。
ここあたりが落としどころ。いずれにせよ祈りが必要といったところか。ギャンブルだしそれはそれでありかも。

次回はこのレースの回顧を書こうと思います。
その記事が上がればようやっとると思ってやってください。
それではみなさん一緒に頑張りましょう。

おまけ

エリザベス女王杯外しました。

,