こんにちは、こちです。
こちが天皇賞春の馬券考察をさせていただきたいと思います。
宝塚記念は去年パンサラッサから行って微妙なスタートを切った瞬間に「あっ」と声が出てしまった思い出があります。
内前有利のバイアスだったのでチャンスあると思ってましたが甘くなかったですね。
今年はリベンジ決めたいですね。
関係ない話はこれくらいにして、いつも通り隊列予想と能力比較を始めたいと思います。
隊列は以下の通り。
最初はユニコーンライオンが逃げ、アスクビクターモアかドゥラエレーデが番手。アスクビクターモアがそこそこのラップを刻みたいタイプなので、遅くはならないはず。
絶対的なスピードが不足しているディープボンドが早仕掛け。そこに各馬が釣られていく展開。なかなかタフよりにはなりそう。
またイクイノックスが4角で先行馬を潰すのか、それとも内から抜けてくるのかで色々変わりそう。
各馬考察
いつも通り番号順で始めようと思いましたが皆さんご存じの通りこのお馬さんが抜けていると感じたので先にそのお馬さんの紹介をさせていただきます。
5番:イクイノックス
強い。◎です。
これだけで良くないですか?
大体のお馬さんとクラシック、天皇賞秋、有馬記念で決着が付いています。
58キロを背負うこと、阪神競馬場で走ることが初めてであることが懸念点だがあんまり関係なさそう。
まあ競馬に絶対はないので10%少々ぐらいは馬券外に飛ぶと思います。そこを注意して馬券を買いたいですね。(大阪杯エフフォーリアを思い出してしまう)
1番:ライラック
最大出力はエリザベス女王杯2着。
外差しの馬場をジェラルディーナと一緒にやってきた。
しかし同じような競馬で負けたことを考慮するとこれ買うならジェラルディーナでいいと思う。
2番:カラテ
G2までなら主役候補なのだが、天皇賞秋、ジャパンカップとG1では通用していない。
更に前走詰まったとは言え、同じくG2、G3で輝くタイプのボッケリーニに完敗している。
ただパワーが必要な展開、馬場になれば一考か。
基本的にここで好走を望むのは少し酷か。(オッズチャージしてもらって新潟記念連覇お願いします)
△候補(紐なら)
3番:ダノンザキッド
ほんまいつ走るねん。
基本的にストレスフリーな方がいいお馬さんであるが、マイルCSの内容が良すぎる。
内枠発走で少し馬群の中にいる状態から最後は巨体を活かして間を割って伸びてきた。
そこからの中山記念での惨敗。大阪杯は外からストレスフリーな状態で先行し、3着。
ジャックドールやスターズオンアースのその後を見ると足りるか怪しいところであるが、「俺は俺」と相手が誰であれ自分の走りをするタイプ。
特殊能力「ムラッ気」がいい方向に振れたら。
☆候補(紐穴候補)
4番:ボッケリーニ
鳴尾記念は内有利の馬場を4角で捲っての勝利。めちゃくちゃ強い内容だった。
ただ本質は特殊能力「ラチ沿いの魔術師」持ち、ラチ沿いで脚を溜めて器用に走るタイプ。
脚を溜めるために内有利の馬場は必須。
絶対的な能力はジャパンカップ、有馬記念を見る限りない。(外枠発走なのでフルには能力を活かせてないが)
△候補
6番:スルーセブンシーズ
中山牝馬ステークスの勝ち方は見事。
このコースに合いそうなコーナリング性能を見せつけて勝利。
ただ2着はストーリア。牝馬限定G3ならってタイプ。レースレベルに疑問が残る。
エリザベス女王杯なら…。
7番:プラダリア
日経新春杯3着、さらに今回と同コースの京都記念も3着。
力をしっかりと付けている。
目黒記念の際にはヴェルトライゼンデやマテンロウレオとの比較をプラスに捉えていたが、今度はそれがマイナス評価。
ヴェルトライゼンデもマテンロウレオもG1では恵まれてやっと好走ができるかできないかってレベルのお馬さん。
格上のお馬さんはいくらでもいる。
8番:ヴェラアズール
京都大賞典の内容がヤバすぎる。
内有利の馬場状態を外から全てを抜き去ってしまった。
勢いそのままにジャパンカップでは得意舞台のシャフリアールを撃破。
キャラとしてはスローからの瞬発力勝負なら究極のキレがあるタイプ。
展開は先述した通りベストではないがイクイノックスに先行馬を潰してもらった場合に能力でどこまで。
〇候補(相手候補)
9番:ジャスティンパレス
いい意味で普通に強いお馬さんになってしまった。
菊花賞や天皇賞春は中段ぐらいにいて少し脚を節約できたとは言え好走、そしてG1馬へ。
中距離戦線でもやれるスピードを活かして長距離戦線で強い競馬をしたって話なので、ここへの臨戦も特に問題はないかと。
天皇賞春と同様に中段からディープボンドを捕まえる競馬ができれば。
〇候補
10番:ディープボンド
脅威のスタミナを持つお馬さん。
今回の展開は間違いなく合う。天皇賞春の2着も先行してそのスタミナを活かしていた。
ただ絶対的なスピードが足りないのは隊列考察で話した通り。
また先述した通りまーたジャスティンパレスに捕まえられそうである。
全馬バテバテの超スタミナ勝負になれば。
▲候補(馬連で相手に入れるか悩みどころ)
11番:ジェラルディーナ
去年の秋ごろから結果を出せているが、オールカマーは内有利の馬場、エリザベス女王杯は外有利の馬場、有馬記念はイクイノックスとボルドグフーシュに先行馬を潰してもらってから後からついてきての3着。
展開または馬場に恵まれている印象が強い。
ただ有馬記念は出遅れからの競馬が強かったって見方もできないわけではないし、今回もまたイクイノックスに先行馬を潰してもらったら出番はある。
能力だけなら同じ展開で来そうなヴェラアズールの方を評価。
▲候補
12番:アスクビクターモア
古馬になってからの2戦は案外。
特に天皇賞春は不利があったが不利がなかったところで好走できたかと言われるとかなり怪しい。
先行馬なのにゲートが怪しいタイプであり、更にちょっと包まれるとダメ疑惑がある脆いタイプ。
ただ気分よく先行したときは地獄のラップとなった菊花賞を勝利している。
気分よく先行して尚且つ、イクイノックスに抜かれた後にどれだけ粘れるか。ポテンシャルはある。
ここから外枠の偶数番はこのお馬さんにはプラス。内前有利な馬場であってほしい。
〇候補
13番:ジオグリフ
皐月賞でイクイノックスを倒したお馬さん。
それだけである。いやそれがすごいことなのだが。
近走の海外はダートやらなんやらで度外視。
天皇賞秋の走りはコース適正が向かなかったと判断すれば今回は…。
穴としてぶん回す分には十分なポテンシャルは持っている。
☆候補
14番:ブレークアップ
ジャスティンパレスを2周ぐらい弱くしたお馬さんなので基本的には出番はなし。
天皇賞春もジャスティンパレス、ディープボンドより後方からの競馬だったにもかかわらず差ができてしまったことから強く推せない。
15番:ユニコーンライオン
アスクビクターモア、ドゥラエレーデの存在がとても辛い。
離した単騎逃げで内前有利の馬場ならワンチャンあるかないかぐらい。
16番:モズベッロ
明日は雨予報ではなさそう。
17番:ドゥラエレーデ
ホープフルステークスの内容はトップナイフとのいったいったでの勝利。
ハンデ差があるとはいえトップナイフに勝ったぐらいで好走されたら今年の3歳世代めっちゃ強いってことになってしまいますね。
馬券はオーソドックスにイクイノックスから馬連流し、3連複を検討。
着順を当てるのは難しい上、競馬に絶対は無いのでこの判断が良さそう。
今日の馬場を見た感じ馬場自体はフラットであるが、ややスピードが必要で4角で後ろ過ぎると届かないと見ました。ただイクイノックスが先行勢を掃除する可能性があるのと、ペースがそこそこ流れて後ろのお馬さんが届くパターンを想像できないわけでもない。かなり難解。
展開や馬場オッズを考慮して馬連と三連複について軽く記載する。(現地行くのでメモ残さないと頭こんがらがってしまいそう)
馬連
基本的にジオグリフぐらいしか買えなさそう。相手は穴だけになってしまいましたね。難易度の割に安い馬券狙っても仕方ない。
10倍そこそこのお馬さんは基本的に買いたくない。ジャスティンパレスは〇候補の中で筆頭の力を持っているとは思うがいくらなんでも安すぎる。諦めて三連系で拾いに行く。
ジェラルディーナ、アスクビクターモア、ディープボンドは展開または馬場が向きそうだがこちらも実力の割には拾いにくいオッズ。祈る形になりそう。
ダノンザキッドはそこそこ人気してしまっている。もう少し馬場が内有利などの当日に確認できる要素で後押しできる材料が確認できれば。
ヴェラアズールは馬場も想定のペースもベストとは言えない。先述した通りイクイノックス様に何とかしてほしいところ。
三連複
こちらもガチガチ決着は諦め。2列目がダノンザキッド、ヴェラアズール、ジオグリフにする分には良さそう。3列目はTBを見て決める感じか。馬連はジオグリフしか前向きに買えないと思っている以上こっちが本線か。馬連もバイアス次第では少し買い足してもいいかもしれないが。
もちろん当日ギリギリまで馬場状態を見ていきたいが基本方針は以上です。空振り上等です。(ここまで言っておいてなんですが、内前有利なら全て破綻するのでそのときはダノンザキッドを相手筆頭で買っていると思います)
次回の記事はこのレースの回顧記事を上げたいと思います。
どんな馬券になったかはその記事をお楽しみに。
その記事が上がったらようやっとると思ってやってください。
それでは皆さんグッドラックを。