鳴尾記念 回顧


こんにちは、こちです。
こちが鳴尾記念の回顧をさせていただきたいと思います。
まずはレース全体の振り返りは以下の通り。

馬場は内前やや有利の普通の良馬場。
このレースより前のレースは逃げ馬がずっと残っていた。
金曜日の雨からここまで回復しちゃうの凄すぎでしょ。
ペースはミドルペース。上手に11秒台後半のラップを刻み続けられたが、ラスト3ハロンは11.5-11.8-12.3と大きく垂れていないことからまあまあなレース質って感じか。
これを考えるとフェーングロッデンはそりゃ残るし、上手にまくり上げたボッケリーニはかなり強い。
またソーヴァリアント、マリアエレーナ、カラテは少し物足りないレースとなった。

ボッケリーニつんよ

馬券はケン。
順当にソーヴァリアント、マリアエレーナ、カラテの単勝オッズは売れており期待値を満たすことは難しいと考えました。
また馬連もちゃんと売れていた上にこの馬場だと流石にフェーングロッデン、実力があるボッケリーニを拾う必要があり、そのフェーングロッデンもしっかりと人気していたからです。
(ボッケリーニは最後にかなりオッズ下げましたが)

ここからはいつも通り各馬の回顧を行います。
今週から私が見込んでいた勝率を◎候補、▲候補とした馬名の横に付けようと思います。
(消しのお馬さんの勝率書いてもなあ、なので)

1着:ボッケリーニ(勝率10%)
ソーヴァリアントがやりたいこと全部やったって感じですね。
4角でソーヴァリアントを捕まえて、マリアエレーナとフェーングロッデンを交わし切った。
抜群の器用さはコーナリング性能でも見せましたね。素晴らしい。
特殊能力「コーナリング〇」取得です。
馬場状態について触れたように逃げたお馬さんがずっと残るような馬場で外枠でラチを頼れなさそうなのはキツイかなと思い、能力だけの勝率10%と置いたので拾えなかったです。かなり悔しい。
内枠に入ったら鬼のように強い。という認識でしたが普通にめっちゃ強いお馬さんでしたね。
走っても走っても人気しないタイプですが、流石に今回でバレてしまったか。

2着:フェーングロッデン(勝率:12%)
恐ろしいレベルでしぶとかったですね…。
もう内前有利のTBだと消せないレベル。
ただ冷静に見てみるめちゃくちゃ強かったとは言え結果としてボッケリーニに負けてしまった。
G1だと足りないし、G2、G3では足りるがこのレースで完全に強さがバレてしまったのでどこで狙うことあるんだろうかという感じ。

3着:アドマイヤハダル(勝率3%)
強いお馬さんたちの後ろを取り切れたのが大きかったですね。
私は1列後ろの想定でいたので、このお馬さんの勝率を大きく設定することはできませんでした。
またこのお馬さんと4着のワンダフルタウンが来てしまったことでTBの振り返りで大きく内前有利と振り返りませんでした。
ラチ沿いから1頭分だけですが外回してましたし。
ただこのレース前まではめちゃくちゃ内前有利に見えていました。TBって難しいですね…。

4着:ワンダフルタウン
だいたい言いたいことはアドマイヤハダルの振り返りで書きました。
4着になったのは位置取りの差だと思います。
ちょっとワンダフルでしたね。

5着:マリアエレーナ(勝率20%)
このパターンで勝てなかったらどのパターンで勝てるのかい?って感じの敗戦。
スタートからポジション取れて、直線でフェーングロッデン交わすだけって状態だったのにとてももったいない。
やっぱり坂があって少しでもパワーが問われるとダメなのか。
もう小倉か京都で走るしかねえ!

6着:モズベッロ
めちゃくちゃ晴れていましたが、まあまあ走れましたね。
しかしこの好走もしっかりと内で脚を溜めて進みが悪かったお馬さんを交わして、馬場の有利を使ってギリギリ外からのお馬さんの追撃を凌いだという感じか。
これまで通りピークアウトしてしまったお馬さんと思っていいでしょう。

7着:ヒンドゥタイムズ(勝率4%)
小倉の王の片鱗は見せてましたね。
外々回しの最後は大外からドーン。
そりゃ勝てないのも仕方ない。
気分よく追走していた面もあったが、むしろちゃんと脚を伸ばせていたと評価。
この7着で評価を落とす必要はなし。小倉で会いましょう。

8着:スカーフェイス
スタートでもう決まってしまった感ありましたが西村騎手がほんと上手い。
良くラチ沿いまで誘導できたなって感じ。
最近ちょっとホットな騎手の一人になってきました。(馬の話しろ)

9着:カラテ(勝率18%)
直線までは良い感じでしたが、開幕週の内枠の宿命かちょっと詰まってしまいましたね。
ただあの粘りを見せたフェーングロッデンや最高のまくり上げを見せたボッケリーニに勝つかと言われると微妙なところ。
掲示板ぐらいはあったかもしれないけど。
直線までは良い感じに運べていたので、右回りでも今後はやっていけそうなところは収穫か。

12着:ソーヴァリアント(勝率30%)
特殊能力「豆腐メンタル」取得です。
4角でボッケリーニに捕まって「あー、もうやだ」って感じが見受けられました。
外々回していたとは言え、コーナーでフェーングロッデンを捕まえきれなかったのは結果としてかなり痛かったですね。
ちょっと脚が削られた感もあるので次走は思い切ってマイルに短縮して、その上外枠に入ることができればアツいかもしれない。

基本的にこのレースだけならボッケリーニとフェーングロッデンを評価すればOKって感じのレースでしたね。
また最大出力が高かったのにも関わらず負けてしまったお馬さんたちはいい感じに負けてくれたので次走以降また期待しています。
マリアエレーナは、まあ、うん。狙いどころ分かりやすくなったのはいいかもしれませんね。

来週はG1も一旦お休みですし、馬券コラムまた書きたいなと思ってます。
なんだかんだ言ってまたレースの考察を書いているかもしれませんが。
どちらにせよその記事が上がればようやっとると思ってください。
ではまた。