こんにちは、こちです。
こちが天皇賞春の回顧をさせていただきたいと思います。
まずはレース全体の振り返りは以下の通り。
馬場は内がやや有利の状態。
タイトルホルダーとアフリカンゴールドが最初の3ハロンでハイペースを作り出し、前にいたお馬さんはほとんど全滅。
ただめちゃくちゃのハイペースではなく、最初は早くってだけで中盤がかなり緩め、最後瞬発力が問われる展開。
有力馬の中でこの展開が一番おいしくいただけるお馬さんはと考えると勝ち馬は納得って感じでしたね。
後方で待機していたお馬さんがそれぞれ好走した。
予想隊列と結果の隊列は以下の通り。
隊列でミスを感じたのは思ったよりアイアンバローズのスタートが良く、なおかつしつこく粘れていたのでそこを少し見誤ったかなと思いましたが、そこ以外はそこそこか。
馬券についてはアスクビクターモアのオッズが少し甘めに見えてかつタイトルホルダーを切ることは流石に不可能だったのでここの馬連を本線とした。
また馬場傾向からボルドグフーシュが勝つには前に行くお馬さんが全員やらかしてもらわないと届かないと考え評価をかなり落とした。
またジャスティンパレスは馬場傾向的に来そうと思ったがアスクビクターモアとタイトルホルダーを更に上位評価していたので、切るに切れずの状態になり三連系で残しました。
三連系の相手に選んだのはマテンロウレオとブレークアップが流石に舐められすぎと感じたのでそこだけを拾い、オッズからボルドグフーシュ、ディープボンド、シルヴァーソニックは切りました。
結果は不的中。タイトルホルダーやアフリカンゴールドが無事だったことは良かったとだけ。
1着:ジャスティンパレス
ルメール騎手の神騎乗が炸裂しましたね。
道中はラチ沿いで脚を溜めていましたが、二回目の向こう正面で外に出してました。
現地で見ていたときは「もう少し内でいても良かったのではないか?」と思いましたがそれはディープボンドが早め仕掛けで来ることを読んでの動きと知り、「これがトップジョッキーか」となりましたね。
また前半戦をちゃんと控えて、先述したように後半に得意の瞬発力戦にするようなペースにコントロールしたところが素晴らしかったです。
お馬さん自体も菊花賞を戦いきっただけあってタフな流れを耐えることができるタイプなので、上記の騎乗ができればそれは勝てるでしょう。
こういうお馬さんを見るとクラシック時点と3歳から4歳になったときの成長曲線を見抜くことの難しさを感じますね。ここを少しは見抜けるようになりたいですね。
さて次走は宝塚記念ですかね?。スピードがあるタイプが長距離でも活躍できたタイプなので対応可能でしょう。
週中予想の際に一回は本命候補にしそう。
2着:ディープボンド
これは最大出力を出した結果でしょう。
先行馬が全滅する展開でスタミナを活かして2着。
ここで突っ込んでくるのはボルドグフーシュかなと思ってましたが、そうではなかった理由は先述した展開面と個別振り返りで後述。
友人が「竜二が1200m追い通せば2着になる」って言ってて本当に二度目の坂付近から上がってきたのでこのお馬さんのスタミナはSだと思ってましたがSSS評価にしないといけませんね。
また京都が本当に合うみたいで加速力の無さを下り坂で誤魔化しが効くのはいいかもしれませんね。
ただ最後は勝ち馬に阪神大賞典と同様にトップスピードの差を見せつけられての2着。
また来年も2着候補筆頭として会いましょう。
3着:シルヴァーソニック
こちらもスタミナはしっかりとあるタイプのお馬さん。
鞍上の指示に従い、最初にしっかりと控えたのが良かったと思われます。
ただ今回の好走はちょっと展開に恵まれた感は否めない。
今後のレースもすごく評価する必要はなくてG2、G3の長距離戦線ならって付き合い方で十分だと思われます。
4着:ブレークアップ
考察通りジャスティンパレスを1、2周弱くしたのがこのお馬さんで結果もその通り。
最初に少し控えたのも良かったですね。
このお馬さんの狙い時分かりやすすぎていいですね。どこかで本命にしそう。
5着:マテンロウレオ
こちらも最初に控えて、タイトルホルダーが下がってきたときも上手に交わして、最後はインを突くというほぼ100点の競馬。
鞍上が極端なイメージがあるがこのお馬さんのときは別。
このお馬さん自体もかなり競馬が上手でそこは評価できるが後ワンパンチ欲しくなる印象。
勝つのは難しいかもしれないが最低限の素養はあると思うので今回みたいな人気で相手で選ぶって付き合い方が一番か。
6着:ボルドグフーシュ
先行勢が倒れたが、来ることができなかった。理由として大きく3つ思われます。
1.最初の方に少しに前に進めようとして、脚を使ってしまったこと
2.馬場的に向いていなかった
3.先述したように結局は瞬発力勝負
このお馬さんが来るパターンは超タフな展開によるバテ差しのパターン。また馬場も少し外差しが間に合う馬場の方がよく、ストライクゾーンが狭い。
簡単に言ってしまうと展開待ちってことですね。
コーナリング性能は担保されていたりと最低限の性能はあるのだが、どうしても弱点が目立つことの方が多いお馬さんという立ち位置になりそう。
7着、8着、10着:エンドロール、サンレイポケット、ヒュミドール
最後方から差してきただけ。
まあこんなもん。
9着:ディアスティマ
序盤はいい位置に収まったが、力足りずの敗戦。
まあ仕方ない。
11着:アスクビクターモア
今回は先行勢に厳しい流れになったこととタイトルホルダーをしっかりマークしていたので、タイトルホルダーが下がってきた影響を受けてしまったのが敗因。
ただ今回も日経賞同様スタートが微妙で二の足でごまかしていたいたことや、道中少し窮屈そうに走っていたのが気がかり。
菊花賞では2番手を気分よく追走ってところはあったので、外先行や逃げができそうなときや距離短縮で見直すようにしたい。
今後の立ち位置としては最大出力を出せそうであるかどうかはしっかり見ないといけないお馬さんになってしまった感じがする。
12着:メロディーレーン
こっちはアフリカンゴールドの影響をもろに受けていたので少しかわいそうだった。
完走してえらかったですね。
13着:アイアンバローズ
このお馬さんのポジションを外してしまったのは反省。
思ったよりスタートが良く、ポジションが取れたこととずっとタイトルホルダーに絡んでいたことは読めなかった。
このお馬さんについては長距離戦線で前残りでなだれ込むことができるときを狙うという付き合い方でいいだろう。
14着:ディープモンスター
やはり少し力んで追走してしまうところはある。
中距離でどうこうって感じではないので、とにかく低レベル戦でお世話になるかどうか。
15着:トーセンカンビーナ
ケガが早く治るといいですね。
また走っている姿を待っています。
タイトルホルダー、アフリカンゴールド
競走中止組、こちらもケガの完治を待っております。
レースに関して言えば、アフリカンゴールドは玉砕覚悟で突っ込んできましたね。
このお馬さんのベストを出したもののはりきりすぎたという印象。
タイトルホルダーはアフリカンゴールドに突っ込まれたところまでは良かったのですが、中盤で緩めなければいけなかったことと、アイアンバローズ、アスクビクターモアがしっかりとマークし続けたことがきつかったかもしれませんね。
次回の記事ですが、ちょっと悩んでいます。(オープン以上のレースが多すぎる)
その記事が上がったらようやっとると思ってください。
ではまた。