福島牝馬ステークス 考察


こんにちは、こちです。
こちが福島牝馬ステークスの馬券考察をさせていただきたいと思います。
京都競馬場開催でマイラーズカップについて書こうかなと思いましたが、シュネルマイスターが少し抜けていることは分かりきってるのでこちらを書こうと思います。

ではいつも通り隊列予想、能力比較を始めます。

隊列予想は以下の通り。

逃げるのはどっちだ

逃げるのは恐らくウインピクシスだが、ジネストラの方がテンが速く、場合によってはジネストラがハナを取り切る可能性がある。

ウインピクシスが逃げた場合はスロー、ジネストラが逃げた場合は少し締まった流れになるかなと思ってます。

後少し迷ったのがニシノラブウインクやパーソナルハイなどの元々先行して近走は控えたり、ポジションがなかったお馬さんの出方が少し分からなかった。

また有力馬であるクリノプレミアムとストーリアはお互いにお互いを見ながら競馬していきたいだろうなと感じる枠並びとなった。

これを頭に入れながら考察を進めたい。

各馬考察

1番 スライリー

広島のマスコット。
真面目な話をすると前走でかかって消耗したクリノプレミアムを捉えることができなかった時点で少しここでは荷が重いか。

2番 ステラリア

お久しぶりです。
あのエフフォーリアに先着したこともある(ものは言いよう)
最大パフォーマンスの候補の一つであるエリザベス女王杯は完全に展開が向いたもの。
コーナで少しもたつき、まあまあの加速力活かせず敗戦。
新潟大賞典では最後通った場所が微妙に悪かったが対戦相手を考えるとこの5着は評価が難しい。少なくとも実力最上位と言う必要はない。
差しがハマる展開でオッズが付けばG1、2着馬。オッズが付かなければ展開待ちのお馬さんでいいと思う。

3番 ホウオウイクセル

新潟牝馬ステークスでは2着だったが、愛知杯では外目追走から最後全然ついて行けず。
厳しいか。

4番 エリカヴィータ

G2勝ってしまっているので57キロで登場。
そのフローラステークスでは前目に付けて押し切っただけ。
ターコイズステークスでは勝ち馬のミスニューヨークの後ろの位置にいたが、そのまま離されて能力の差を見せつけられた。
差しが決まる展開で紐に入れるかどうかぐらいか。

5番 ストゥーティ

3勝クラスで苦戦してるレベルじゃ流石にきつい。
今回こういうお馬さん多くないか?

6番 パーソナルハイ

フローラステークスでエリカヴィータに捕まえられている時点で評価しづらい。
近走もいいところがなく、厳しいか。

7番 ミスニューヨーク

引退したと思ってました(小声)
前回の考察にも書いた通り中山の鬼。
中山の鬼ということは親和性の高い福島でも好走が期待できる。
単純な能力ではクリノプレミアムと並んで最上位。
こちらはクリノプレミアムと違い、気性面での自滅がないのは好印象。
しかも操縦性が高く、どんな展開でも差してこれる。
ただ前走馬場が悪いところを通ったとはいえ、同じようなところを通ったお馬さんを抜けなかったりと少し負けすぎ感もある。
重い印を打ちたいが少しだけ慎重にいきたい。

8番 ジネストラ

近三走の内容がなかなか秀逸。
いずれも先行押し切りを狙ったものであるが、どれもラスト一ハロンでガクッと落ちており、重いレース質をこなしている。
対戦相手もゾンニッヒやジャスティンスカイ、レッドモンレーヴと互角の走りをしていることからG3ならちゃんと通用するレベル。
前残りの展開で要警戒だ。
ただ前走は4番手をポツン追走で少し恵まれた感は否めない。

9番 ビッグリボン

関門橋ステークス3着も前の2頭には離されての3着。
その相手もディープモンスターとダンディズムと重賞で結果を残し切れていない状態。
ただこの関門橋ステークスは勝ちに行って最後粘り切れなかったって内容だったので情状酌量の余地がないわけでもない。
前有利の場合、紐に入れるのは一考。

10番 ホウオウエミーズ

こっちのホウオウは新潟牝馬ステークスを勝利。ややこしい。
エリザベス女王杯や小倉大賞典では重馬場でそこそこ走っていた。
雨乞いが必須か。晴れたら…。

11番 クリノプレミアム

包まれるとダメだったり、かかったりと計算がしづらいお馬さん。
前走も少しかかって自滅してしまった。
ただ外から気分よく追走したときやラチ沿いを上手に回ってきたときにかなり高い力を発揮する。
次走みんなそれなりに走っている中山金杯では少し進路が狭くなりながらも高い加速力で2着。
牝馬限定のこのメンバーなら実力は最上位クラス。

12番 ウインピクシス

3勝クラスの勝ち方が開幕週の前有利を活かしながら惰性で押し切り、最後の3ハロンのラップを見ても12.0-11.9-12.1と軽いレース質であった。
とりあえず逃げることが濃厚であるが、それでどこまで。

13番 ストーリア

前走の中山牝馬ステークスではあっと魅せる走り。
秋華賞で内前有利の展開に恵まれたアートハウスに迫れるぐらいの実力はあると考えると当然だったかもしれない。
スルーセブンシーズに完敗ではあったが前受けしつつそこそこのコーナリング性能とそこそこの加速力から後続は離せていた。
ただ心配なのが斤量が3キロ増えることとクリノプレミアムの暴走にやや助けられた感がある。印を回す必要はあると思うが、そこは頭に入れておきたい。

14番 ニシノラブウインク

オークスの逃げは良かったですね。
紫苑ステークスでも前有利の展開でサウンドビバーチェとスタニングローズを捕まえることができなかったのはまだわかるが、後続馬に3頭も抜かされてしまったのが心証に悪い。
展開に恵まれてもきついか。

15番 エイシンチラー
前走中山牝馬ステークスでコーナリング性能で勝ち馬のセブンスルーシーズとの格の差を見せつけられそのまま惨敗。
ニューイヤーステークス、ディセンバーステークスでも展開に恵まれた割には4着とパッとしない。
流石に厳しいか。

馬券考察


いつも通り前残りと外差しの展開についても記載する。

1.前残りの場合
ジネストラが中心になると思います。
クリノプレミアムの外枠先行も警戒したい。
過剰感があるがストーリアにも印を回したいところ、しかし割り切ることも考える必要はありそう。
オッズが付けばこの単勝3点とかでもいいかもしれない。(合成オッズ2倍とかでこの三頭の合計勝率が60%ぐらいあると思うならこういう買い方もありかなと思ってます)
ミスニューヨークが頭の可能性をケアした馬連とかもあっていいかもしれない。
エリカヴィータがロスなく運べそうと判断できるなら紐としてありか。

2.外差しの場合
こちらは素直に実力最上位クラスと書いたクリノプレミアムとミスニューヨークか。まあ流石にストーリアにも印は必要か。
後ステラリアがオッズが付いていない場合、面白いかもしれない。
紐候補にホウオウシリーズや驚異の粘りを発揮した場合のジネストラか。

いずれにせよ福島競馬場はBコース替わりなこともあり、馬場をいつもよりしっかりと見ることを心掛けたい。(もちろんオッズもね)

次回の記事ですが、このレースの回顧ができればと思います。
その記事が上がったらようやっとると思ってください。
それでは皆さんグッドラックを。